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生きづらい子?ストレス抗体が低い子どもにしないために「リジリエンス-回復能力」を!

子どもから大人まで持っている「ストレス抗体」とは

これからの時代を生きていく子どもたちにとって、重要な力のひとつだとされる「生きる力」です。

文部科学省:学習指導要領を改訂する際に掲げた理念で「生きる力」です。

一人の人間としての資質や能力を指す力であり、「知・徳・体のバランスのとれた力」の総称を「生きる力」と文部科学省は呼んでいます。

関連記事:「知・徳・体のバランスのとれた力」について

その「生きる力」にはリジリエンスが必要で、現代人はストレス抗体が低いため、様々な出来事に耐えることができず、心身共に健康を保てない状況になる人が多くなってきたと言われています。

「ストレス抗体」とは、日常生活でのストレスや圧力に対抗するための心の強さや適応力を指します。これは、適切なストレス管理や対処スキルを備え、ストレスの影響を軽減し、健康的な心身の状態を維持する能力を指します。ストレス抗体が発達すると、人は困難な状況に対して柔軟に対処し、感情の調整ができるようになります。これは個人の生活品質やメンタルヘルスの向上に寄与します。ストレス抗体を育むためには、適切な休息、ストレス解消法の学習、良質な対人関係の構築が重要です。

世界各国で起きている様々な紛争や、地震大国日本でも、大災害が起こると言われています。

大人も子どもも強い心で生きていく時代ですね。

現代社会において、子供たちがストレス抗体が少ないと感じられる原因は多岐にわたります。

生活面では、十分な休息や良質な睡眠が取れない場合、身体や心が適切に回復できず、ストレス抗体が低下することがあります。

そして、成長段階における食べ物が子ども達の身体の成長を促せないこともあります。

「ストレス抗体」を持っていない子ども達は、現在だけではなく社会人になっても人間関係や会社組織で苦しむことが多いとされているのです。

「ストレス抗体」とは、日常生活でのストレスや圧力に対抗するための心の強さや適応力を指し、これは、適切なストレス管理や対処スキルを備え、ストレスの影響を軽減し、健康的な心身の状態を維持する能力を指し、ストレス抗体が発達すると、人は困難な状況に対して柔軟に対処し、感情の調整ができるようになります。

これは個人の生活品質やメンタルヘルスの向上に寄与し、ストレス抗体を育むためには、適切な休息、ストレス解消法の学習、良質な対人関係の構築が重要です。

ストレス抗体を自ら作り上げていくには、リジリエンスが必要です。

「人間のリジリエンス(resilience)」とは、困難や逆境に対処し、乗り越え、成長する能力を指します。リジリエンスは弾力性や回復力とも訳され、個人がストレスや挑戦に遭遇したときに、それに対処し、前向きな変化をもたらす能力を表します。

子どもがなにかに失敗してストレスを受けたときに、そのストレスを発散する手段さえ身につけられていれば、なんの問題もありませんが、それに耐えられない子どもが増えています。

ストレスを感じたとき、「絶対に負けないぞ!戦うぞ!」と、真正面からぶつかってストレスを蹴散らす方法だけが対処法ではなく、個々別々に様々なストレスへの対処の仕方はあります。

当機構「リーダー育成」「道徳」「アンガーマネジメント」など、遊びながら、リジリエンスが高まるコンテンツを用意しているように、子ども自らが対処できることが一番なのです。

しかし、幼児期はわからないことばかり、どうしても親の手を借りたいところですが、関わりすぎてしまうことも、子どもの成長の妨げになります。

なにからなにまで先回りして、親が子どものストレスの芽を摘もうとすることも多く、これからの人生を自分で歩んでいく子ども達なので、大人や親の指示がないと何をどうしていいかわからない子になってしまい、社会で生きていくのが苦しくなるでしょう。

まずは、ある程度のストレスを経験しないと、ストレスに対処する練習ができないのです。

子どもがリジリエンスを取得するために!

子供たちにリジリエンスを促進する環境を提供することで、将来のストレスや逆境に対処する力を育むことができます。

親や教育者は子供たちをサポートし、成長と発達を促進する役割を果たすことが重要です。

共育未来
子どもがリジリエンスを取得する方法
1. 挑戦的な経験を経験させる
子供には適度な挑戦を提供し、成功と失敗を経験させることが大切です。これにより、困難に対処するスキルが発展します。
2. 感情の認識と表現をサポートする
子供が自分の感情を理解し、適切に表現する手助けをしましょう。感情を正しく処理できることがリジリエンスの一環です。
3. ポジティブな言葉や態度を促す
子供にはポジティブな言葉や態度を奨励し、楽観的な考え方を育むようにサポートすることが重要です。
4.失敗を許容し、学ぶ機会を提供する
失敗は成長の一環であり、その重要性を理解できるように子供たちに教えましょう。失敗から学び、次に向けて進む力がリジリエンスを形成します。
5. 自己効力感を高める
子供が自分で問題を解決できるという自己効力感を高めることが重要です。成功体験を積むことで、自信とリジリエンスが育まれます。
6. 適切なストレス管理を教える
ストレスは避けられないものですが、その適切な管理方法を教え、リラックスやメンタルのケアの重要性を理解させましょう。
7. 良好な対人関係を築く機会を提供する
社会的なサポートはリジリエンスの鍵となります。友達や家族との関係を大切にし、他者とのつながりを育むことが重要です。
8. 柔軟性を育む
状況の変化に柔軟に対応できるよう、新しい経験や異なる環境に触れさせ、柔軟性を養うことが大切です。

リジリエンスは生まれつきの要素と環境の影響を受けるものであり、また養成可能なスキルでもあります。

それは「生きる力」としてとても重要で、当機構でも子どもが自己肯定感を得るためにも重視しているコンテンツです

挑戦や失敗を通して学び、成長することでリジリエンスは発展します。

リジリエントな人は、困難な状況に直面しても前向きに対処し、逆境を乗り越える力を持っています。

共育未来
親が子どものリジリエンスを取得する手助け
1. ポジティブな環境を提供する
家庭環境をポジティブで支持的なものにしましょう。愛情や信頼に基づいた関係が子供のリジリエンスを促進します。
2. 感情を受け入れる
子供が感情を認識し、受け入れることはリジリエンスの基本です。親は子供の感情を尊重し、適切な対処法を教える役割があります。
3. 挑戦をサポートする
子供には適度な挑戦を提供し、成功や失敗を通じて成長の機会を提供しましょう。失敗に対して叱るのではなく、学びの機会として捉えることが大切です。
4.ストレス管理のスキルを教える
ストレス管理はリジリエンスの一環です。親は子供に適切なストレス解消法やリラックスの方法を教え、実践する機会を提供します。
5. 自己効力感を高める
子供には自分で問題を解決する力を育てることが重要です。小さな課題から始め、成功体験を積むことで自己効力感が向上します。
6. コミュニケーションを大切にする
親とのコミュニケーションは子供の安心感や信頼感を築きます。親は子供の話に耳を傾け、感情や悩みを共有する機会を作りましょう。
7. 柔軟性を促進する
状況の変化に対応できる柔軟性はリジリエンスの一環です。新しい経験や異なる環境に子供を触れさせ、柔軟な考え方を育みます。
8. 自己規律を教える
規律を持つことはストレス耐性を高める要因の一つです。子供には責任を持ち、目標に向かって努力する姿勢を教えます。
9. 適切な自立心を育む
親は子供が独自の考えや意見を持ち、自分で物事を進める自立心を促進します。これがリジリエンスを支える要素となります。
10. 愛と安全な環境を提供する
安心感と愛情はリジリエンスの土台です。親は子供に安全な環境を提供し、必要なサポートを与えます。


法人問い合わせ:共育未来コンテンツを講師資格講座
学習塾などで取り入れていく検討をされている方
個人問い合わせ:親として学ぶアドバイザー資格
共育未来コンテンツを親として学びアドバイザー希望の方

是非、お問い合わせください。

 

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