保育BCPについて。はじめにお読みください。
当機構の子供向け「防災教育」は、文部科学省の学習指導要領「生きる力」を基本に、ICTシステムで研修方式で指導しています。
学習指導要領「生きる力」では、“知識及び技能” “思考力、判断力、表現力など” “学びに向かう力、人間性など”を3つの柱にして、バランスよく育成することを目指し、「生きる力」を育むことを重視しています。
当機構の防災教育では、防災を日常化することを意識するため「生きる力」の3つの柱をベースとして、これからの時代を生きていくための「資質・能力」を身につけるカリキュラムになっています。
会員様ページでは、文部科学省の学習指導要領「生きる力」を基本にした“子供防災指導と遊び”として、動画や参考ページがございます。グループ法人が教育機関であるからこそ、実現されたカリキュラムが揃っています。
保育士の防災リテラシーの質によって、自らの命と子ども達の命が守れる行動判断が変わる
保育士が防災リテラシーを高めることは、災害時において子供たちの安全を確保し、円滑な避難や対応ができるようになるために非常に重要です。
保育士も“人間”です。
大災害は恐怖でしょう。
しかし、朝から夕刻まで先生と共に生活をしている子ども達にとって、唯一頼りにできる人なのです。
保育時間内で起きた阪神淡路大震災では、何度も死の危機を感じ、震えながら子ども達に声掛けをして避難する対応をしたと言われています。
子ども達に最も近い保育士自身が、防災リテラシーの向上が必要です。
保育士のための防災リテラシーに関する7つのポイント
防災で気をつけなければならない範囲は、想像以上に多いことから、学ぼうとする気持ちが失せてしまったり諦めてしまいます。
最低限必要な知識と、自らの防災思考によって、まず“命を守る”ということを基本に、日常生活を過ごしていただきたいです。
その上で、最低限必要な7つのポイントを押さえておきましょう。
1. 基本的な防災知識の習得 保育士は、地震や火災、台風などの災害に対する基本的な知識を身につける必要があり、災害が発生した際の適切な行動や子供たちの安全確保についての理解が不可欠です。 2. 適切な避難計画の策定 保育園や幼稚園においては、BCP策定での適切な避難計画が重要で、保育士は施設の構造や周辺環境を理解し、子供たちを安全な場所に迅速かつ円滑に避難させるための計画を策定する必要があります。 3. 避難訓練の実施 定期的な避難訓練を実施し、子供たちと保護者に対して非常時の行動を体験させることが大切で、これにより、実際の災害が発生した場合でも冷静かつ効果的な対応ができるようになります。 4. 子供たちへの防災教育 保育士は子供たちに対しても防災教育を行い、遊びを通して非常時の行動や安全な場所の概念を教え、子供たちが楽しみながらも防災の基本を理解できるように工夫します。 5. コミュニケーションスキルの向上 災害時にはスムーズなコミュニケーションが不可欠で、保育士は保護者や他のスタッフとの連携を強化し、情報の共有や避難計画の調整を円滑に行えるようになるべきです。 6. 心のケアの理解 災害時には子供たちが不安や恐怖を感じるため、保育士は心のケアにも配慮し、子供たちが安心して過ごせるようなサポートが求められます。 7. 地域との連携強化 地域の防災活動やリソースについての情報を把握し、必要な場合には地域と協力しながら災害対応ができるようにすることが重要です。 |
保育士がこれらの要素をバランスよく組み合わせ、防災リテラシーを高めることで、子供たちの安全を確保し、災害時に円滑かつ的確な対応ができるようになります。
保育士が子ども達の命を守るために、子ども達の平時の生活で危機管理能力UPに努める
保育士と保護者が防災リテラシーを高め、平時の時間の中で、子ども達の危機管理能力向上に繋がるような指導が必要です
言葉で学習として伝えることができなくても、平時での危機管理能力UPにつながる遊び方が重要になります。
危ない遊具が撤去され、ケガしないような安全な道具が販売されていることから、反射神経や危機管理能力が低く、「安全な道具社会」に囲まれた子ども達は、大人が想像する以上に思考力が低下しています。
1.模擬避難訓練の遊び 幼児に対して非常時の行動パターンを教えるために、模擬避難訓練を行う遊びが役立ちます。保育士が子ども達と一緒に「地震がきたよ!」「避難するよ!」といったフレーズで模擬避難を行うことで、非常時の行動を楽しみながら学びます。 2.避難用具の遊び 避難バッグや非常食など、災害時に必要なアイテムに触れることで、幼児はそれが何かを理解し、なぜ大切なのかを学ぶことができます。保育士がこれらのアイテムを使った遊びやクイズを組み込むことで、防災の重要性を身近に感じられるようになります。 3.遊びの中での安全な場所の確認 「安全な場所」とは、地震や火災などの際に子供たちが避難する場所で、保育士は遊びの中で、どこが安全な場所なのかを子供たちに教えながら、遊びを通して覚えさせることができます。 4.緊急時のコミュニケーション遊び 災害時にはコミュニケーションが非常に重要で、保育士は、緊急時においてどのように助けを呼ぶかや友達との連携の重要性を伝えるためのコミュニケーション遊びを取り入れることができます。例えば、助けを求めるシグナルを身につける遊びや連携を強化する協力ゲームなどが考えられます。 5.感情の表現と共感を促す遊び 災害時には不安や恐怖といった感情が出ることがあり、保育士は、遊びを通じて感情表現や共感の重要性を伝え、子供たちが安心感や危機管理に必要な感情面でのスキルを身につける手助けをします。 |
保育士自身が防災リテラシーを高め、それを子ども達の遊びに取り入れることで、園全体が非常時においても冷静に行動し、安全な状態を維持できるようになります。
防災教育は楽しさと学びを結びつけ、子ども達にとって身近で理解しやすいものにすることが大切です。
会員様ページでは、文部科学省の学習指導要領「生きる力」を基本にした“子供防災指導と遊び”として、動画や参考ページがございます。
グループ法人が教育機関であるからこそ、実現されたカリキュラムが揃っています。
防災教育は楽しさと学びを結びつけ、子ども達にとって身近で理解することが大切です。
防災教育「生きる力」のICTシステムは、
個人の方から、団体・施設の方もご利用していただけますのでお問い合わせください。
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